国内外16拠点のグループ成長戦略に欠かせない “情報共有・コミュニケーション“を
クラウドストレージで実現
株式会社ワーズウィズ(以下、ワーズウィズ)および、ワーズウィズグループは創業以来、合成樹脂製造・加工・雑貨製造から、卸業、販売、ECシステム開発といった販売までの一貫した体制をグループとして内包し、事業を拡大しています。
M&Aを含め、あらゆる組織風土・分野の事業体が集結して相乗効果をさらに発揮するべく、数年前から発足したグループ企業横断の経営改革プロジェクト「Change³project」では、様々なフォーマットや情報共有を行うプラットフォームとしてFileforce導入。その推進をしたプロジェクト統括マネージャーの大澤氏に話を伺いました。
グループシナジー創出に必要なクラウドストレージ、
コストと利便性に課題
経営戦略の共有と人事評価・賃金制度の体系化や仕組み化のために発足したという、ワーズウィズの「Change³project」では、グループ各社のリーダー陣を招集し、人事評価やその体系化のための各タスクや進捗状況をレポートとして共有しています。
プロジェクト発足当初は別のクラウドサービスでファイル共有を行っていたと、プロジェクト推進統括マネージャーの大澤氏は話します。
「もともと、グループ間でファイルを共有する際は、メール添付で行っていたのですが、プロジェクトに参画いただいた社外のコンサル会社より、クラウドサービスのゲストIDを発行されて、そこでファイルを保管したり共有したりしていました。」
社内で徐々にプロジェクト推進のノウハウを蓄積したワーズウィズは、コンサルを介さないプロジェクト体制を改めて自社で構築し、このタイミングで「ファイル共有をどうするか?」の課題に直面したと大澤氏は言います。
「WEBで進捗表や資料を同時に参照したり、経営に近い共通マニュアルを共有したりといったことも、プロジェクト会議では行っていますが、ゲストユーザとして利用していたサービスは、各社ユーザから『使い慣れない』という声があったことと、管理する私の立場としては、『ユーザ課金』がネックとなったことで、他のサービスを探し始めました。」
『ユーザ数無制限』だから、
グループ企業内の横断的なファイル管理や活用が叶う
Fileforceの選定理由として大澤氏はこのように話します。
「(他社サービスの)ユーザ課金だと、プロジェクトのメンバが入れ替わり追加や削除がしづらいと感じていました。ユーザ数の自由度が高い方が、私たちの利用には合っていて、管理しやすいだろうと考え、サービスを探していました。大手外資系のクラウドストレージサービス含め、料金体系やプランの内容を一覧にするなど、検討には時間をかけましたね。」
また、ユーザにとっての「使いやすさ」については、ローカルディスクやNASのようにエクスプローラーからファイルにアクセスが可能なアプリケーション(Fileforce Drive)を提供している点も、ワーズウィズのニーズに合っていたと大澤氏は話します。
「最終的にトライアルをしたのはFileforceだけでしたが、その際に(Fileforceの)Zドライブが圧倒的に良いなと思いました。PCデスクトップのローカルファイルと同じ感覚で、クラウド上のファイルにアクセスできるので、IT活用に不安があるユーザにも使い勝手がよく重宝すると感じましたね。」
プロジェクトのファイル共有が迅速かつスムーズ、
利活用の幅はグループ内でもひろがる
ワーズウィズではグループ各社のリーダー陣をFileforceユーザとして登録し、企業毎にユーザグループを分けて「全社共有フォルダ」を利用しているといい、運用に関して大澤氏はこのように話します。
「リーダークラスのメンバが利用しているので、細かすぎる権限設定や複雑な運用はあえてしていないです。プロジェクトの期日までに所定のフォルダにファイルを保管してもらう運用にしています。フォルダ構成が分かりやすく利用に関する問い合わせも特にないですね。今後、使い方や活用の目的が増えていく際には、それができるサービスである点も良いなと感じています。」
現に、当初想定していたプロジェクトでの利用を越えてFileforce活用の幅は広がっているともいいます。
「グループ内で同じセグメントの会社が数社あるのですが、その横浜2拠点、茨城1拠点、海外1拠点との資料のやり取りは従来メールでした。ただ、グループ間で協業してお客様にうまくご提案していくために、やはりFileforceを活用するようになりましたね。」
また、検討中の同業企業に向けてはこのように大澤氏は話します。
「他社のクラウドストレージも取引先や先方が導入していたりすると使うこともありますが、やはりFileforceの方が直観的に使えると感じます。私たちのような製造業で、クラウドストレージをこれから活用し始めようとしている企業も多いと思いますが、ITに明るい社員が必ずしも多くない中で、PC操作の延長で使えるFileforceは利用のハードルが低いのではないでしょうか。」
本事例のポイント
- 課題
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- グループ企業間でのファイル共有
- ユーザ課金によるコスト課題
- ユーザにとっての使いやすさ
- 選定理由
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- ユーザ数の増減に対応しやすい無制限プラン
- エクスプローラーからの快適な使い勝手
- 効果
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- わかりやすいフォルダ構成で運用の手間なし
- 企業間の垣根を越えた快適なファイル共有
- PC操作の延長で使えて操作教育も不要