法人向け国産クラウドストレージ「Fileforce®」を提供するファイルフォース株式会社（本社：東京都千代⽥区 代表取締役：サルキシャン アラム）は、Fileforce®上のファイルの参照・編集時にMicrosoft Office for the web（以下、Microsoft Office)を利用しオンライン上での直接編集とチームコラボレーションによる共同・同時編集を可能とする新機能の提供を開始します。OSを問わずにクラウドストレージ上のファイルを直接編集できるため、利便性と業務効率が大幅に向上します。加えて、ファイルダウンロードによる重要情報の不要な持ち出しリスクの軽減といった企業のガバナンス強化にも貢献します。
1.新機能提供の背景
企業のためのクラウドストレージ「Fileforce®」は、クラウドストレージ上のファイルにシームレスにアクセスし、直接編集をしたいというニーズに対し、Windowsに仮想ドライブとしてマウントしエクスプローラからのスマートなファイルアクセスと直接編集等が可能な「Fileforce® Drive」を提供しています。このたび、OSを問わずにWebブラウザで使用できる「Fileforce® Web UI」（以下Web UI）においても、Microsoft Officeを利用し、オンラインでの直接編集や複数名による同時・共同編集を可能とする新機能を開発しました。
また、働き方の多様化やコラボレーションの活発化に伴うファイルのローカルディスクへのダウンロードによる、重要ファイルの持ち出しリスクを軽減したいという企業ニーズが増えている中で、ブラウザ上でのオンライン編集機能の提供により、企業ガバナンス観点でのセキュリティの対策も容易となります。
2.新機能概要
FileforceのWeb UIからシームレスにMicrosoft Officeの利用が可能です。クラウドストレージ上のファイルを指定してオンライン編集を選択するだけで、サービス間の継ぎ目を感じさせない、スムーズなファイルオープンと直接編集ならびに複数名での同時共同編集をご利用いただけます。（※）
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■OS問わずブラウザで完結：オンライン編集機能
Web UI上でファイルオープン時にMicrosoft Officeを利用し、オンラインでの参照や直接編集が可能です。アクセスしたいファイルを選択するとファイルはシームレスにMicrosoft Officeに連携し、そのまま参照（プレビュー）と直接編集ができます。ローカルディスクへのダウンロード・再アップロードは不要で、速やかに作業が開始でき、更新された内容は高性能にFileforce®上のファイルデータに反映・保存されます。Fileforce®とMicrosoft Officeの高度な連携により、サービス間の継ぎ目を感じさせないシームレスで快適な操作性を実現しました。
■コラボレーション：複数ユーザによる同時・共同編集
共同編集機能で複数名でのひとつのファイルを使用しながらの同時作業が圧倒的に効率化され、コラボレーションが加速します。尚、オンライン編集機能を使わない場合は、従来の排他制御と別名保存も選択可能です。
■社外とのフォルダ共有時：共有された社外メンバーもオンライン編集が可能
Fileforce®のユーザはもちろん、Fileforce®のフォルダ共有機能（プロジェクトフォルダ）で共有された社外メンバーも、オンライン編集を可能とする権限を付与することで、クラウド上で直接ファイルのオンライン編集が可能となります。
■企業ガバナンス：オンライン編集権限のみの付与でファイルの持ち出しを制御
フォルダへのアクセス権限制御により、重要ファイルについてはオンライン編集のみを許可することでダウンロードによるローカルディスクその他への保存といった情報の持ち出しを防ぎます。オンライン編集のみ許可のアクセス権限はFileforce® Driveからのアクセスにも適用され、その場合はオンライン編集のみが可能となります。
（※）Fileforce®またはFileforce®のプロジェクトフォルダでオンライン編集を実施する場合には、Microsoft Office for the webを含むMicrosoft365のライセンスが必要です。（ファイルの参照や共有などその他の利用では同ライセンス不要）
3.提供開始時期
2022年10⽉4⽇
※すでにFileforce®をご利用中のお客様へのご案内：
バージョンアップ詳細は別途、システム管理者様宛にメールにてご案内いたします。
本件の問い合わせ先
ファイルフォース株式会社 マーケティング
メールアドレス：marketing@fileforce.jp